
Linuxで削除したファイルの復元
あっ!間違ったファイルを消してしまった。あーあ、やってしまった。ってことはありませんか?
Windowsだとゴミ箱に一度入るので結構安心なのですがLinuxの場合は、ゴミ箱がありません。
コマンドでrm -rfをやったとき、発覚するもんですよね。なぜか。
自分で開発している新サービスのConfigファイルを消してしまいました。なぜかこういう時に限ってバックアップ取っていないんですよ。本番サーバーは全部バックアップを毎日取得しているので問題はないのですが開発サーバーは、やっぱり、ごちゃごちゃしていてバックアップしていなかったり・・・。
探したらLinuxでもファイル復元ソフトがあるんですよね。今回は、「extundelete」を使ってみました。
インストールはこんな感じです。インストール先にはちょっと怖いので/tmpにしてみました。
# cd /tmp # wget http://downloads.sourceforge.net/project/extundelete/extundelete/0.2.4/extundelete-0.2.4.tar.bz2?r=http%3A%2F%2Fextundelete.sourceforge.net%2F&ts=1295777113&use_mirror=jaist # tar xfj extundelete-0.2.4.tar.bz2 # cd extundelete-0.2.4 # ./configure --prefix=/tmp/extundelete && make && make install
「configure: error: Can’t find ext2fs library」とエラーが表示された場合は「yum -y install e2fsprogs-devel」で必要なライブラリをインストールしてください。
インストールが終わったら、下記のようにコマンドを実行します。
# /tmp/extundelete/bin/extundelete --restore-file 復元ファイルのファイル名 復元対象のデバイス
そうすると
「/tmp/extundelete/bin/RECOVERED_FILES/」配下にファイルが復元されます。
これでひとまず救われた~ってなれば良いのですが・・・。